いやー。これはびっくり。
今年最大のイロモノアニメだと思って見ましたよ。
「ルパン三世VS名探偵コナン」
ところが、いきなりオープニングで監督 亀垣一という名前を見て態度を正して見てしまいました。
そうしたら予想以上の面白さ。
作品本来の解釈という点では、少し違うのではないか……という点はあります。
しかし、ルパンでもコナンでもなく、亀垣一作品としては絶品でしょう。
また、素材としてのルパンやコナンの使い方もよく考えられています。特に、最終的にコナンに降りかかる「合法的手段では解決的無い問題」をルパン一家が解決するというのは、まさにコラボ作品でしかあり得ない劇的な展開だと思いました。
メカ的にも、可変後退翼のコンコルド風専用機や、ギミック満載の不二子のバイクなど、見所が多いし。小物も大物も使い方が上手いと思います。
キャラ的にも、ゲストヒロインの王女を始め、1人1人の魅力をきちんと活かした物語作りができているし。
人間味のあるボケの入れ方も上手いし。
やはり、亀垣一監督という名前は注目しておく価値があると思いました。
いや本当に楽しめました。